二宮和也はアイドルにしておくのはもったいないと言われるほどの演技力の持ち主ですね。数々のドラマや映画で彼の演技は話題になりますが、周りの評価などはどうなのでしょうか?二宮和也の演技力について調べてみました。
世界から注目された二宮和也の演技力
クリント・イーストウッド監督の「硫黄島への手紙」では渡辺謙以外は全てオーディションでしたが、「類まれなる才能」と評価され、二宮和也は合格しました。しかも当初オーディションで受けた役ではなく、二宮和也のために設定した役を作ったというから驚きですよね。
また2006年11月16日にグランドハイアット東京で行われた記者会見で、リアルな演技について聞かれたところ二宮和也は「あの西郷というのは、たぶん、あの戦地にいた中で、他の兵士の人たちは、もしかしたら本当にここで全うしなければならない、というのを自我で抑えていた人もいたし、抑え切れない人もいたと思う、でも、あの西郷という男の人は、もう、帰ることしか考えていなかったと思っていて、だから僕も、いつ帰る「早くパンを作りたいなぁ」みたいな形でやっていただけです。 」と話していました。それがあの硫黄島の演技に繋がっていると思うとすごいですね。
二宮和也の演技力に共演者や監督も絶賛
映画「プラチナデータ」で共演した共演者や監督は二宮和也の演技について
豊川悦司:もともと「いい役者だな、チャンスがあれば一緒に仕事したな」と思っていました。共演して「やっぱりオレの勘は正しかったな」と(笑)役をつかむ感覚、独特のセリフ回しや芝居の間、とても勉強になりました。
大友監督:とにかく集中力が素晴らしい。役になりきる瞬発力。アドリブが身体の奥底から出てくる。撮影前は「演技に秀でた国民的アイドル」という認識だったけど、撮影後は「歌って踊れる演技派俳優」という見方に変わった。是非また一緒に映画を作りたい。
(雑誌「pen」より抜粋)
杏:映画の冒頭で「プラチナデータ」という言葉が、初めて彼の口から出るのですが、それをすごくウィスパーな(ささやき)声で言っていて。すごいなぁと思いました。現場にいた人たちもザワッとしたくらいなんですよ。そっと置くような言い方が、逆に怖さをあおるというか、強い印象を残すというか。”こういう言い方があったんだ”と、ちょっと目からウロコでした。
(WEBオリスタより抜粋)
このように二宮和也の演技を絶賛していましたね。
また、映画「大奥」の監督は「天才。国宝と言ってもいい」と言っていたり、ジャニーズ事務所の先輩である東山紀之は「芝居は本当にうまい!こういう子がうちの事務所にいるんだって感動した」と話しています。やはり二宮和也はただのアイドルではなく抜群の演技力を持っているということですね。