二宮和也といえば嵐の中で最も「俳優」というイメージがぴったりなのが彼だと思います。二宮和也の役者としての才能はファンの間だけでなく幅広いところで認められていますよね。彼の出演するものはどれも印象に残るものが多く、ランキングにするのは難しいのですが、をまとめてみました。
1位 フリーター、家を買う。
二宮和也演じる主人公の成長、病気になってしまった母を守る姿などが印象深いドラマです。タイトルからするとそのまま、フリーターでも家を買えるという仕事を頑張る系なのかな?とも思ったのですが、家族のこと仕事に対することなどいろいろ考えさせられました。どこにでもあり得るような日常のストーリーですが、感動する場面がたくさんありましたね。原作とは違う場面も多々あるようですが、原作と比較せずひとつのドラマとして入り込めます。二宮和也の母親に対する優しい演技に「こんな息子がほしい!」と思いました。
2位 優しい時間
主演は寺尾聰で、二宮和也はその息子役です。視聴率もよく、非常に心に残るドラマでしたし、まだ嵐の人気が今ほどではなかった時ですが二宮和也の印象が強く残っています。脚本は倉本聰で舞台は北海道の大自然ということもあり、一つ一つの言葉や動作にも重みを感じますね。賑やかなドラマとは違い、このドラマは本当にゆったりとした時間を感じます。レビューを見てもドラマに興味がなかった人たちがこのドラマは名作だったと言っていますが、まさに二宮和也の演技に惹かれた初めての作品とも言えるかもしれません。
3位 硫黄島からの手紙
日本国内興行収入は51億円という大ヒットした映画で、渡辺謙以外の役者は全てオーディションだったそうです。もちろん二宮和也もオーディションを受けました。もともとは清水役でオーディションを受けたのですが、クリントイーストウッドが「類まれなる才能」と絶賛し、二宮和也のために西郷役を設定したんですね。そんな彼の演技を見ると「これは二宮和也の役だな」と思いましたし、全体的に戦争を知らない世代の人たちにも見てほしいなと思いました。
4位 流星の絆
最終話は22.6%という高視聴率を出したドラマでしたが、どんどん話の展開に引き込まれていってしまいます。兄弟の絆がポイントでもありますが、ところどころにある二宮和也の迫力あるシーンにドキッとします。重いストーリーの中にもコメディな要素があるので息抜きもできますね。東野圭吾の作品を二宮和也、錦戸亮というジャニーズが演じることで大丈夫か?と思った原作ファンも多いと聞きましたが、ドラマを見ているとジャニーズという意識は全くなくなります。それも二宮和也の優れた演技力ですね。
5位 プラチナデータ
はじめは二宮和也にしてはちょっとシリアスな役柄だなと思ったのですが、見ているうちにどんどん引き込まれていくのはやはり彼の演技が魅力的だからですね。アドリブだったという名セリフ「プラチナデータ」は何度も聞きたくなってしまいます。二宮和也は二役を演じていますが、この人格の境目はすごく自然なのに、見ている側も「あ、変わった」とわかるんです。そしてシリアスな役とピュアな役がしっかりと演じられていて、二宮和也の演技を何度も見ていても天才だな・・・と思ってしまいます。二宮和也ならではの役でしたね。難しい役であればあるほど彼の演技は光ると思います。
二宮和也の演技は映画、ドラマともに高評価で引き込まれるものが多く、どんなものを見ても「二宮和也」ではなく物語の主人公に見えるところがすごいですよね。ランキングにするのが迷うくらい、彼の演技が光る作品はたくさんあります。まだ見た事がない作品があるという方はぜひじっくり見てみてほしいですね。