映画「母と暮らせば」で二宮和也の徹底した息子ぶり

二宮和也と吉永小百合が初共演する12月公開の映画「母と暮らせば」の撮影エピソードでは吉永小百合が二宮の演技を絶賛したなどの話題で盛り上がっていますが、今回息子役を演じられるのは二宮しかいなかったそうです。

そんな二宮の“息子ぶり”について、今作のプロデューサーを務めた榎 望氏は「浩二はウィットに富んでいて、ユーモアを愛する愉快な青年。この役は、そんな人物を生き生きと演じられることに加え、国民的スターである方にお願いしたいという想いがありました。さらに吉永さんと母子に見える要望の方がいいということで監督と相談し、二宮さんしかいないとオファーしたんです」と、今作で二宮を起用した理由を明かしている。(参考:『QLAP!』2015年8月号)
二宮はこれまでほかの作品でもさまざまな息子役を好演してきた。(中略)
こうして二宮の息子役を振り返ると、時には寡黙でその心情が見えずらく、時には面倒を起こして家族をトラブルに巻き込むが、しかし最後には強い家族愛で一家に調和をもたらしている印象が強い。それは、嵐における二宮の立ち位置にも通じるところがあるように思える。悪戯好きで、なにを考えているのかが掴みにくいところもあるが、実はグループ愛が深いのは、多くのファンの知るところだろう。少し天の邪鬼な性格は、たしかに息子役には適しているのかもしれない。(引用元:サイゾーウーマンhttp://www.cyzowoman.com/2015/07/post_16718.html)

確かに今まで出演してきたドラマ「優しい時間」「拝啓、父上様」「フリーター、家を買う。」で演じた息子役は難しい役どころでしたが見事に演じ切り絶賛されていました。今回も息子役を演じるにあたって吉永小百合が二宮の小さい時の写真を借りていたというエピソードが明かされましたが二宮もまた撮影前にペンライトまで用意し、吉永小百合を嵐のコンサートへ招待していました。あの大女優が嵐のコンサートというのはあまり想像できませんが、ペンライトを持ちとても楽しそうにしていたそうです。
こうして撮影に入る前からお互いに親子の絆を深めていったからこそ自然な演技ができ、素敵な作品へと繋がったのでしょうね。どんな親子なのか12月の公開が待ち遠しいですね。

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