大野智が表参道ヒルズの個展開催前日に苦悩を告白

7月9日から大野智の個展「FREESTYLE in Shanghai 2015 楽在其中」が上海で開催され、とても大好評です。さらに24日から東京・表参道ヒルズで行われる「FREESTYLE2」に先駆けて前日の23日、作品に対しての気持ちや苦悩、次回の個展についてなどを取材陣を前に告白しました。

個展は24日に発売される作品集「FREESTYLE2」の発売を記念してのもので、大野にとっては08年に東京など全国で行われたのに続き、7年ぶり2度目。「7年もたってしまったって感じ。振り返れば長かったかなという気もするし、7年の間にもいろいろなことがあった。描けない時期もあって、いろいろ葛藤があっての個展ですね。ようやく一歩を踏み出せた感はある」としみじみ。「前回やってから構え始めちゃって。前回は好きでやっていたものがもっといいものにしなきゃって頭になって、全然描けない時もありました。守りの意味で描けなくなって、生みの苦しみも初めて味わった」と告白した。(中略)
東京に先立って開催中の中国・上海の個展も大盛況。前回の個展で出展されたものを中心に展示しているが、「初海外でもあるし、すごいいろんな反応をいただいて、うれしかったですね」。今回の個展も海外展開が期待されるところだが「そんな絵じゃない」と謙遜しつつも「そうやって広がっていったら面白いとは思うけど、そんな欲は言いません」。次回の個展についても「何も考えてないです。前回もそうだったけど、次回のことは考えられない」としながらも「描いたものがたまれば、またいつか。7年後だったら僕40(歳)超えてますからね。味も出て、また違う絵になっているかも」と前向きだった。(引用元:Sponichi Annex

数年経てば大野自身もいろいろな心境の変化があるでしょうし、それがまた作品となっているのを見たいですよね。2008年に開催された「FREE STYLE」では結構細かくて小さい作品が多かったのですが、今回は大きなものばかりだそうです。作品についてはこのように話していました。

「だいぶ違いますよね、7年でだいぶいろんなことがあったので、それも絵に出ているのかも。7年前は何も考えてなかったけど、7年たってすごいいろんなことを考えた。絵のタッチも技法も新しくなったり。7年間の表じゃなく、裏の僕のすべてが絵で表されていると思う」と自信を見せた。
作品の中には大野が主演した「怪物くん」をモチーフにした「モンスター」という作品もある。撮影で使われていたつけ耳をあしらったもので、「映画の撮影をしていて、描きたくなって…。撮影が終わって、家に帰ってやってというのを2カ月ぐらいしてました。使い捨てだったので、できてから耳はつけました。顔は違うけど、身体は僕ですね。自分の顔を書くのは恥ずかしいから」と照れ笑いを浮かべた。(引用元:Sponichi Annex

さらに前回同様に今回も大野がではなく嵐メンバーがそれぞれ大野の似顔絵を描き、それも展示されます。メンバーの描いた似顔絵もこの7年で進化したと大野は言っていましたが、どんな似顔絵に仕上がったのか、そして嵐の画伯と言われている櫻井翔はどんなデッサンをしたのかにも注目されています。今回は写真作品8点、フィギュアなど立体作品13点、映像作品1点、油絵など絵画6点など、計33点が新作として展示されます。既にチケットは完売の人気ぶり。とても楽しみですね。

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